松阪牛/近江牛/田村牛の紹介

松阪牛

松阪市を中心とした対象地域の松阪牛肥育農家(登録制)で肥育された、黒毛和種の出産を経験していない雌牛のこと。一頭一頭が固体証明書を有しており、徹底した固体管理がされています。その肥育方法にも特長があり、まんべんなく皮下脂肪をつけるためにマッサージを行うことは有名です。また不飽和脂肪酸の比率が高く、他の和牛よりも低い温度で融点を迎えるので、口の中でとろけるのです。

近江牛

神戸牛、松阪牛と並ぶ日本三大銘柄牛。日本で最も古くから育てられてきたブランド和牛で、江戸時代には薬として将軍や大名に献上されていました。滋賀県・琵琶湖畔の自然豊かな環境で育った近江牛は油が甘く、オレイン酸を多く含んだ肉質は柔らかいので、フランス料理との相性も良く、ミシュランに掲載されているような国内外のレストランでも多く使われています。

田村牛

明治30年から続く田村畜産の4代目田村正道が昭和62年頃に立ち上げた個人ブランド牛。黒毛和種の純但馬牛及び但馬系統牛(未経産)の血統の濃い雌牛を厳選し、飼料は大学時代から研究を重ねて開発した「肉骨粉・肉粉・内臓等の動物性たんぱく質原料、動物性油脂、抗生物質」を一切使わない「ヴィンテージビーフ」を使用しています。口当たりはあっさりしていて、赤味に甘みがあります。「しゃぶしゃぶ」や「すき焼き」はもちろんですが、ステーキにしても油に重みがなく、ご高齢の方でも美味しく召し上がっていただけます。